蝶番

扉を開け閉めしたりする時、扉の閉まりが悪かったり、扉が床や枠にこすれていたり、最後まで扉が閉まらないということがある。
このような不調の原因は蝶番の不調であったり、扉の傾き、ドア枠の歪みなどが考えられる。
この中でもとくに蝶番の不調によるドアの歪みは多い。

蝶番とは扉とドア枠を固定して支えているものである。この支えによって扉が開閉できる仕組みになっている。

蝶番にもいろいろな種類がある。
平蝶番や旗蝶番などが代表的である。

これらの蝶番が不調を起こす原因としては固定しているビスが使っているうちにゆるんでくるため、扉と蝶番、ドア枠と蝶番の間に隙間ができてしまう。扉がすこしづつ傾いてしまうために蝶番に負担がかかり、まがったり、だめになってしまうのである。

ドアの閉まりが悪くなっているときは扉を開けてドア枠を見てみて欲しい。すると上下で隙間の間隔が均等ではなくなっている可能性がある。

このようなトラブルは家を建ててすぐには起こらない。しかし10年も経っていると蝶番のビスがゆるんできて隙間が開いてきてしまうのである。
このようにゆるんだ扉をそのまま使っていると強風を受けた時に蝶番がまがってしまう。

このような扉のゆがみや蝶番の不調は修理でなおすことができる。
修理の方法は蝶番の種類によって異なるが、よくとられる方法が蝶番起こしである。
専用の工具を使って曲がった蝶番を元の角度に戻すというものである。
これによって扉の開け閉めがスムーズにできる。

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